Jazz Vocalist & Pianist Kanna Nakamura
Profile

中村かんな(Vo)プロフィール

群馬県前橋市生まれ。3歳からピアノを始め16歳までクラシック音楽の教育を受ける。練習より、いたずら弾きが好きな子供だった。高校の時にオスカー・ピーターソンのレコードを聴き、そのグルーブ感やアドリブに憧れジャズの世界に興味を持ち大学時代にジャズピアノを始める。この頃ジャズ理論とヴォーカルを故小西徹(G)に師事する。1996年にニューヨークに短期間居住し、音楽、ジャズについて知人を介して勉強する。バリーハリスの音楽塾にも通う。その後仕事の関係等で音楽活動はできなかったが、多忙な中でも音楽に対する情熱は熱く、2000年頃、演奏活動(ヴォーカル)を開始する。2006年甲状腺がん手術のため声帯の麻痺となり、思うように歌えなくなった。危機的な状況であったが、発声の基礎訓練から始めた事で、'歌う'事をあらためて見つめることにつながり、”歌”本来の楽しさ、音楽の面白さや奥深さ等に気付かされる。周囲の人々の温かい支えもあり再び音楽活動を始め、現在は月1-2回程度の演奏活動を行っている。

中村かんな

声域が広く高温域ののびやかさと正確な音程には定評がある。声楽を田中奈美子、ジャズヴォーカルを梶原まり子(Vo)、丸山繁雄(Vo)、増原巖(B)、ジャズピアノを福田重男(P)氏らに師事。
好きな演奏家はサラボーン、カサンドラ ウィルソン、ビル エバンス等。
もともと気が多く最近は再びクラシック音楽にも興味を抱いている。ステージを観て下さる方にはジャズの世界のみならず音楽やアンサンブルの楽しさを感じていただける舞台にしたいと考えている。
好きな作家は、手塚治虫、杉浦日向子、池波正太郎、宮沢賢治など。唯一できるスポーツはスキー。生来の怠け者で余暇は何もせず時代劇や海外ドラマをボーっと観るのが楽しみ。

中村かんな